2015/03/06

3月21日 上映会 詳細


原発事故以降、不名誉な地として世界に知られた「FUKUSHIMA」をポジティブな言葉に変えていく決意を持って、音楽家の遠藤ミチロウ、大友良英、詩人の和合亮一の3人が代表となり、音楽を中心とした野外フェスティバルが2011815日に開催された。
映画はこのフェスティバルの前後7ヶ月あまりを追ったドキュメンタリー映画となっている。地震や津波の被害のみならず、解決の見通しの立たない原子力発電所を抱える福島で、野外フェスティバルを実施することが倫理的に許されているのだろうか?芸術家たちは悩む。
世界における最大規模の津波と原発事故に苦しみ喘ぐ東北で、私は被災地における芸術家たちの活動を観測した。家族の遺体を探すために大勢の人々がさまよい続け、放射能に対する不確かな推測が錯乱している状況で、この危機的な状況の中で「美学」は何処へ向かうのかを問う。人道的な重圧から遠く離れ、私はこの問いに夢中になっていく。
ぜひ、観てください。
芸術を通して福島から未来を感じて頂けたらと思います。
藤井光 ( hikarifujii.comより転載)


藤井光 2012年作品 国立近代美術館所蔵作品
"プロジェクトFUKUSHIMA” 上映
及び、秋山仁奈子と藤井光のトーク
チャージ 1000円(ワンドリンク付)

プログラム
 18:00-18:20  オープニングトーク
 18:30-20:00  プロジェクトFUKUSHIMA  上映
 20:10-21:00  トークイベント  秋山仁奈子 + 藤井光

秋山仁奈子のトークイベント出演